生きる(仮)

DIE FROM LOVE

知り合いが贔屓球団に入団する

東京ヤクルトスワローズの者です(なかなかファンを自称できない新参者)
ドラフト会議におかれましてはほんとうに関係者各位ファン各位お疲れさまでしたといった感じ アマチュア選手のことがなにひとつとしてわからないわたしは「それで贔屓のドラフトはどう?」と自分に問いかけても「小川監督がガッツポーズでトチらなくてよかった」としか返ってこないという絶望的な状況である
捕手を1位指名したのにはさすがに少し驚いたが

まだそれぞれの選手の特徴もよくわからない なんならポジションも把握できていないままなのに 山田さんのオタクだから山田さんと少しでも関連性のある選手はつい応援したくなってしまう
というわけで山田さんと同じ伊丹ヤング出身の蔵本くん(3位) 山田さんと同じ履正社出身の宮本くん(6位) ……推せる!
などと当初はウキウキしていたのだけれど いろいろ調べていくうちにそういうわけにもいかなくなってしまったしどんどん冷や汗が出てきた
それが表題の件である


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蔵本くん いや 蔵本……

身バレが怖いから(いまさら?) ざっくり「知り合い」と言うほかない 彼はわたしの知り合いです
いや知り合いというか……かつての知り合い?もしくは顔見知り?最初は名前を見ても写真を見てもまったくピンと来なかったという事実からそれなりの関係性であることを察してもらいたい
向こうはわたしのことを覚えていないと思うし覚えられていても困る わたしもきのうまで完全に忘れていた なんなら野球をやっているということも知らなかった
せっかく知っている人間がプロ野球選手になるというのに気の利いたエピソードのひとつも披露できない悲しい現実である

これまでにも知り合いが大きいダンスの大会で優勝したり知り合いがSKE48のメンバーになったりなど 自分の知っている人間がグンと有名になるような経験はわりとあって(だれしもあるだろうが) そのたびにすごいすごいこんなことってあるんだと純粋にキャッキャはしゃいできたわけだけれど
今回ばかりは えっうっオイオイオ~イとなってしまった
何故ならただ知り合いがドラフトで指名を受けてプロ野球選手になるぞというだけでなく 指名したのが当方の贔屓球団だったから 贔屓球団の所属選手になるから……

贔屓球団の選手とそれ以外の選手って根本的に見方が違うんだよな
プロ野球界隈に足を踏み入れて約2年 いまだに他球団の選手のことはプロ野球をよく知らなかったころと同じ目線で「プロ野球選手」として見ているものの 贔屓球団の選手はそれとは別の「贔屓球団の選手」として 身近なコンテンツ(人間をコンテンツ呼ばわり!)として 積極的に応援したり情報を集めたりなどして楽しませてもらっている
カンタンに言うとあっちとこっちみたいな感じ
まだあっちだったら純粋に応援できていたと思う 知り合いフィルターがプラスに働きそうだし でもこっち側に来られると知り合いフィルターがむしろ邪魔になって 「贔屓球団の選手」として楽しむことが困難になりそうだ
彼が登板するたびにわたしはどういう心持ち面持ちで見ればいいんだろう?という……

1位の村上くんってどういう子なんだとか他にも気になるポイントはたくさんあるのにこのことにばかり気を取られてしまって困った まさかドラフトでこんな思いをすることになろうとは
まあそこまでの知り合いでもないからそのうち選手としてのイメージのほうが強くなっていくだろうとは思うけれど 慣れるまではちょっと どういう立ち居ふるまいをしていいか悩んでしまいそうだな
いつかごくふつうにひとりの「贔屓球団の選手」として応援したい みんなみんなふつうに好きになりたいんだよ贔屓球団の選手のことはさ

ところで周りの人間がこういった活躍を見せるたびに劣等感に苛まれたり嫉妬したりするかというとそんなことはまったくない もういい大人だし自分の身の程はよくわかっているつもり
ただ今回に関しては山田さんの後輩になるということで今後山田さんに焼肉といったおいしいものを奢ってもらうことも多々あるんだろうなと思うt△○※☆✕%#~!!!!!!!!!う゛ら゛や゛ま゛し゛い゛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
わたしも推しの金で焼肉が食べてえ あるいは自分の金で推しに焼肉をごちそうしたい(夢パトロン)